映画解説

ジュラシック・パークの小ネタ集まとめ:テレビ放送前に要チェック

「ジュラシックパーク」の小ネタについて解説します。

 

今回紹介するのは下記の「5つ」。

①琥珀の中の血液からは当時のDNAを復元できない

②垂れ幕に書かれているのは古い恐竜映画の原作タイトル

③ラプトルの体に映ったのはDNA配列情報

④脱出直前のジープ車体の文字に注目!

⑤ティラノサウルスは本当は毛むくじゃらだった!?

①琥珀の中の血液からは当時のDNAを復元できない

現実的には、琥珀に閉じこめられて地質年代を経た血球の核のDNAは損傷が激しいと考えられています。

それは、「生物遺体のDNA情報は521年に半分の割合で失われる」という研究をもとにしたもので、これが正しいとすれば、数千万年前の恐竜時代の血液にDNA情報が残っている可能性はほぼゼロとなります。

その一方で、剥製や永久凍土中に保存されている絶滅生物のDNAから情報を復元し、絶滅生物のクローニングを目指す研究継続して行われています(永久凍土に閉じ込められたマンモスなど)。

②垂れ幕に書かれているのは古い恐竜映画の原作タイトル

ビジターセンターの垂れ幕に書かれている「WHEN DINOSAURS RULED THE EARTH」という副題は、1970年にアメリカで製作された映画「恐竜時代」の原作タイトルです。

 

恐竜時代

③ラプトルの体に映ったのはDNA配列情報

ラプトルに襲われているシーンで、ラプトルがプロジェクターの前を横切ったとき、その体に文字が映りこんでいます。

この文字列はラプトルのDNA配列を表しています

このDNA配列から生み出されたラプトルに襲われてしまうという皮肉を表していると考えられます。

④脱出直前のジープ車体の文字に注目!

映画が終わりを迎える1時間57分のシーンで、ジープに乗って抜け出す姿が映っています。

その時のジープの車体に書かれた「JURASSIC PARK(ジュラシック・パーク)」のロゴの一部が泥で隠されて別の意味になっています。

 

UR ASS PARK」と読めて、意味としては、「お前の糞ったれなパーク」になっています

 

ちょっと汚い表現ですが、その時の登場人物たちの気持ちをそのまま表しているかもしれませんね。

⑤ティラノサウルスは本当は毛むくじゃらだった!?

映画の中で、ティラノサウルスは硬い皮膚に覆われた恐竜として登場しています。

しかし、その後の研究では、「実は羽毛に覆われていた可能性がある」とされています。

 

→ [恐竜CG] ティラノサウルスは毛むくじゃら!?最新研究で分かった恐竜たちの姿 | 恐竜超世界 | NHKスペシャル | Japanese dinosaurs CG | NHK

 

一方で、2021年ごろの直近の研究では「やっぱり硬い鱗に覆われていた」という研究もあるようで、まだまだ本当の姿についての議論は終わりそうにありません。

 

最新作では羽毛に覆われた恐竜が登場するそうですよ!

→ 作成中

 

 

以上が、「ジュラシックパーク」の小ネタについてでした。

 

■総合評価&あらすじ

「ジュラシックパーク」のみどころ

アカデミー賞受賞監督スティーヴン・スピルバーグが、遺伝子工学で現代に蘇った恐竜が生息するテーマパークを描くSFX超大作!予期せぬ事態が起こり、人間たちに恐竜が牙を剥き始めた!助かるのは誰か?マイケル・クライトンのベストセラー小説を映画化した、手に汗を握るスリル満点のオールスター・キャスト娯楽作品。

出典:Amazonホームページ

 

■みんなの評判は?

「ジュラシックパーク」は世間でも話題になりました。

 

その人気から、ユニバーサルスタジオジャパンのライドにも採用されたり

また、その人気からゲームにもなりました。

 

 

■こんな人にオススメ

SFエンターテイメント作品が好きな方にはおすすめの作品です。

原作・映画全体を通して「生命倫理や生命の進化・歴史」「テクノロジーの進歩と過信」といった哲学的テーマが存在しますので、そういった面から楽しむこともできます。

 

【まとめ】

「ジュラシックパーク」の小ネタについて解説しました。

 

①琥珀の中の血液からは当時のDNAを復元できない

②垂れ幕に書かれているのは古い恐竜映画の原作タイトル

③ラプトルの体に映ったのはDNA配列情報

④脱出直前のジープ車体の文字に注目!

⑤ティラノサウルスは本当は毛むくじゃらだった!?

 

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